
花粉症とは?
いまや国民病ともいわれるほど有名になってしまった花粉症ですが、正確に言うとアレルギー性鼻炎のうちの一つなのです。つまり花粉によって鼻炎を起こす疾病であり、その花粉は、スギ、ヒノキ、クワ、ブタクサ、ヨモギなどで、症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどが一般的ですが、なかには頭痛、胃腸障害まで起こす例もあります。
花粉症は体内に花粉という異物(抗原)が入り、花粉に敏感に反応する体質の人では体が独自に判断してこの抗原を追い出そうとその抗原に対するIgE抗体が血液中に多量につくられます。この抗原がIgE抗体と結合することにより、肥満細胞(肥満症とは関係ありません)からヒスタミンという炎症物質が出るのです。このヒスタミンがくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといった症状を引き起こすのです。
このように花粉やその他の抗原に敏感に反応をしてしまう体質には、活性酸素が深く関わっていることがわかってきました。緑茶に含まれるカテキンはヒスタミンの放出を抑えこむすぐれた効果を秘めているとともに、活性酸素を抑える作用もあるのです。
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎には両親のどちらかから受け継いだ遺伝的な体質が大きく影響しています。その体質とは抗原に反応しやすく、体内であるタイプの抗体がつくられやすいこと、そして皮膚からの水分の蒸発を防いだり、アレルゲンや細菌などの侵入を防ぐ皮膚のバリヤー機能が正常に働いていないということです。アトピー性皮膚炎とは前者のT型といわれるアレルギーと後者のW型といわれるアレルギーが重なって起こる皮膚の炎症をいいます。
したがって治療も内科と皮膚科の両方から施す必要があります。治療は、かゆみのもとになるヒスタミンの放出を抑える薬理作用のある、抗アレルギー薬やステロイド剤などが用いられます。しかし、その薬の副作用や薬を止めた後のリバウンドで苦しんでいる方が多いことも見逃せません。
緑茶に含まれるカテキンは一般的な抗アレルギー剤(トラニラスト)に匹敵するかそれ以上の効果があると言われており、しかも副作用はありません。このカテキンの自然の力を利用し、体の内側から体質を改善することが望ましいのです。
食の変化
花粉症やアトピー性皮膚炎も50年・半世紀前には、ほとんど発生していませんでした。この30〜40年に発生した「現代病」と言っても過言ではありません。食品添加物、合成甘味料、保存料、着色料、香料、抗生物質、ホルモン等々が、あらゆる食品に含まれている現状こそが、身体の中に異変をもたらす大きな原因の一つと言えるでしょう。また食の欧米化が急速に進んできた結果、生活習慣病がこの数十年で大幅に増加してしまいました。いまこそ、かつての日本人の食生活に戻す事こそ急務ではないでしょうか。
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